2019年最新レーダー探知機! LS300レビュー
みなさんこんちは!
前回の記事で軽く紹介しました、新たに導入した、「ユピテル LS300」のレビューをしてみたいと思います!
YupiteruユピテルGS103(または同等品LS300) OBD12-MIIIレーザー光受信対応GPSレーダー探知機 OBDIIアダプターセット 価格:43,500円 |
前回のブログではレーダー探知機の必要性を私なりに考えてみましたので、レーダーの導入を考えている方はまずこちらご覧ください!
nichijyou-change.hatenablog.com
1か月使用後のレビューはこちらに記載していますので、良ければ一緒にご覧ください!
nichijyou-change.hatenablog.com
レーダー買い替えを考えたきっかけ
今回、私がレーダー探知機を買い替えたきっかけは、大きく分けて2つあります。
1つはこれまで10年ほど使用していた「ユピテル FM111SI」のGPS測位機能が低下して、現在地を測位するまでにかなりの時間を要するようになってしまったことです。
エンジン始動後、10分程経過しても現在地を把握してくれない症状がちょこちょこ出ていたので、そろそろ寿命かな?
と思いつつ、騙しだまし使用していました。
2つ目は、従来のレーダー探知機では探知できない「レーザー測定式オービス」が登場した事でした。
ユピテル LS300について
そんな中、業界初のレーザー式オービス対応のレーダー探知機が2019年4月にユピテルさんから発売されました!
それが今回私が購入したLS300です!
速度取り締まり装置が進化!
これまでの速度取り締まりには、レーダー波を利用したものやループコイルといわれる3つの測定地を設定し、その通過速度を測定しているものが殆どでした。
これらの速度取り締まり装置については、昔から存在しており、GPSにより登録された場所に近づくと警告してくれる機能や、取り締まりの為に照射したレーダー波を受信し、警告してくれるので、旧来のレーダー探知機でも探知可能でした。
しかし、近年になって従来型のレーダー探知機では対応できない新型の速度取り締まり装置が導入されました。それが、
「レーザー式移動オービス」
こちらは、レーダー波に代わり、レーザー波を利用した新型の取り締まり装置です。こちらは従来型のオービスでは検知できないので、対応することは不可能です。
そんな中、ユピテルさんから新発売されたのが、レーザー式オービス対応の「LS300」です。
ユピテル LS300はレーザー式オービスに正式対応!
従来型のレーダー式オービス違い
こちらの製品は、なんと業界初の「レーザー式オービス対応品」となります。
では従来型のレーダー探知機とどのように違うのか。
従来品にもレーザー対応品を謳う製品もありましたが、こちらはGPS位置情報による警告を行う製品の為、GPS情報の無い場所では対応できず、対応させるには常に最新のGPS情報を更新する必要があり、突如現れたレーザー式オービスには対応できませんでした。
しかし、こちらのユピテルLS300は裏面に2つの受光部があり、こちらにオービスから照射されたレーザー波を受信し、警告してくれる本物の対応品となります。
その為、買い替えを検討されている方には新型オービスが登場し、それに対応した製品であるLS300がお勧めです!
ユピテル LS300レビュー
価格レビュー
今回、私は某自動車部品の量販店さん(ちょっと気になる事があったので、名前は伏せます。気になる点は後述します)で今まで設置した機器の取り外しと取り付けをお願いしました。
本体価格は定価32,000円に取り外し・取り付け工賃とオプションの内部配線キット込々で44,000円でした!
かなりお安くして頂けたので、担当してくださった方には感謝しています。
しかし、内部配線用のオプションは後で詳しく書きますが、私のように、ユピテル製品からの買い替えの方は不要の場合もありますのでご注意ください。
外観のレビュー
少し反射してしまいましたが、外観になります。
同梱品ですが、取扱説明書と、シガーソケット電源を利用して設置する場合の配線、メモリーカードが同梱されています。
オプションで無線LAN対応のメモリーカードを購入することで、常に最新の状態に保つこともできるそうです。
また、内部配線を行う場合は、別途配線のキットを購入する必要があります。
最新のLS300と10年前に購入したFM111SI比較
画面サイズは写真の通りかなり大きく見やすくなりましたが、FM111SIは画面スペースの他に、土台部分にもスピーカー等のスペースがあり、後ろ方向にスペースが必要でした。
しかし、LS300は逆に土台部分は取り付け用の台しかないで、液晶の厚み部分だけの奥行があれば設置できます。
そういった意味ではかなり省スペースになっています。
数年ごとに買い替えされている方はあまり感じないかもしれませんが、10年振りに購入した私からするとその進化を強く感じました。
液晶表示も画質が向上しており、今まで字が滲んで見えなかった文字も鮮明に見えるようになりました。
本当は液晶表示もご覧になっていただきたかったのですが、常に現在地情報を表示してしまうので、ご勘弁ください(笑)
性能の違いは歴然!
設置時間は約1時間で完了し、20分程走行しただけで、その性能の違いを感じました。
液晶が超キレイ!
新型なので当然ですが、液晶が大きくまたキレイになったので、運転席から殆ど頭を動かさなくても、テロップの文字はっきり読み取れます!従来機のように滲んで潰れてしまう事もなく、警告表示の内容などが非常に見やすくなっています。
GPSの測位まで実質10秒以内
これまで使用していたレーダー探知機の測位性能が落ちていたことはありましたが、購入して直ぐの頃でも30秒~1分程度の時間が必要であったと記憶しています。
しかし、今回購入したLS300はものの10秒程度で自社位置を補足してくれました!
この速さは驚愕の速さでした!
最寄りの公開取り締まり情報を即座に表示
まず、起動驚いたことは直ぐに現在公開されている近隣の取り締まり情報を表示してくれます。
こちらは、先ほどご紹介した、無線LAN対応のメモリーカードを購入することで、無線LAN環境がある場所で常に最新の情報に更新してくれる優れものです!
これは便利!
例えば、出先など慣れていない場所に出かける場合、地方のラジオなどで放送されることもありますが、余程タイミングよくラジオを聞かない限り分かりません。
地元の方からすれば、いつもの事なので必要ないですが、旅先の場合はそうはいきません。そんな時でも、このレーダーがあれば近くで行われている情報を即座に表示してくれるので、安心して運転することができます。
個人としての意見ですが、将来的には無線LAN対応のメモリーカードを導入してもいいかなと思いますが、なんせ価格が7000円+税と高額なので、しばらくは遠出の時は事前にPCからインストールして、適宜更新でも十分かなと考えています。
高低差を把握して高架の上を走行中か理解してくれる
結構あるあるでしたが、高速道路の下に並行して下道がある場合、高速道路を走行しているのに、下道の警告までされること。
ナビでもたまにありますが、レーダー探知機の場合は下道の警告か高速道路の警告かわからなくなる場面が多かったのですが、この製品は気圧センサーを利用して、高速走行中か下道かを自動で判断してくれるので、誤った警報を抑制することができるようになりました!これは本当に有難い機能でした。
最近流行りの運転支援装置を後付けできる
私の車もかなり古いので、最近流行りの運転支援機構の類は一切付いていません。
しかし、LS300にオプションで「衝突警報システム」や「居眠り警報システム」を増設することができます!
衝突警報システムは別途オプションでレザー照射装置を購入し、LS300に接続することで前方車両との車間距離を赤外線レーザーで監視し、異常に接近してた時や、前方車両がスタートしているのに自分の車がスタートしていない時などに、LS300の警報を利用してお知らせしてくれる機能です。
また、居眠り警報システムは、フロントガラスにカメラを設置して自身の顔を認証させることで、顔の向きやまぶたの状態を検知し、居眠り状態と判断した場合はLS300の警報で知らせてくれる機能です。
こういった安全運転支援機能を追加できるのも魅力ですね!
実際に取り締まりエリアに行ってみた
ちょっとした悪戯心で地元では有名な白バイ待機スポットに行ってみました。
ちなみに、以前使用していた私のレーダー探知機はダンマリでした(笑)
地元なので知ってはいましたが、これが出先だと怖いですよね~
では新型の気になる結果は・・・
しっかり警告してくれました!
さらに、地元民の私も知らなかった携帯電話取り締まりスポット警告のオマケつき!
普段ハンズフリーを愛用する私には無縁ですが、取り締まりが強化されている昨今ではハンズフリーを使っていない方にはありがたい警告かもしれませんね。
最新型LS300の弱点
ここまでべた褒めのLS300ですが、当然万能ではありません。
実際のところ、弱点もあります。
それは警告の時には既に手遅れの場合もある
ということです。
従来の取り締まり機器は常にレーダー波を照射して対象の車両を探していました。その為、レーダー波はかなり手前から受信する事ができ、自分が測定される前に警告を受け、対応する事ができました。
しかし、最近のレーダー式&新型レーザー式オービスは、対象車両に向けて瞬間的にレーザー波やレーダー波を発射し、取り締まりを行う機器が増えており、事前に受信することが難しくなっています。
その為、レーダー波やレーザー波を受信し、警告を受けた時にはすでに測定終了となっている場合もあります。
これは白バイや覆面パトカーなども同様です。
その為、どんなに最新の機器を導入しようとも、年々進化する取り締まりに完全に対応する事難しくなっています。
大原則は安全運転!
その為、この機器を悪用して取り締まりを逃れようとしても、それはムリです。
それははっきりとお伝えします。
大前提は安全運転であり、それをサポートする機器であるという事を忘れないでください。
オプションの内部配線用のキットは不要について
先にお伝えしておりました、内部配線用のオプションですが、私が以前使用FM111SIは電源線は丸形の端子が採用されていました。
しかし、今回購入したLS300は平型の端子が採用されているので、一見すると新たに買い直しが必要なように感じられるかと思いますが、実際には必要ありません。
というのも、ユピテルさんから買い替えのお客様用に丸形の端子を平型の端子に変える変換プラグが用意されているからです。
これに関しては、私はお店の人に車を確認して貰ったにも関わらず、「端子の形状が違うので配線の引き直しが必要」と言われました。
この時は私も知りませんでしたので、「そんなもんかな~」と配線キットと配線引き直しの工賃もお願いしましたが、実際には必要ありませんでした。
この事は、店員さんの知識不足によるものとしか言いようがないので、敢えて量販店さんのお名前は伏せさせていただきました。
後日、ユピテルのHPを見ていて気付いたので、取り付けは断ろうかとも考えましたが、私は従来使っていたレーダーを別の車両にまた移設するつもりだったので、どちらにせよ配線が一式必要でした。
その為、私からは敢えて何も言わずに取り付けしてして頂きました。
しかし、これまで使っていたものはもう使う予定がない方は、今まで使用していたユピテルのレーダー本体を取り外して、変換プラグを使って新しいレーダーを設置すれば取り付けできます。
作業自体は一体型のレーダーの場合は両面テープでくっついているレーダー本体を取り外して新たに購入したレーダー本体を両面テープで再度設置するだけですので非常に簡単です!
ただし、セパレート型の場合(液晶部分と本体部分が分離している物)については両方の取り外しと配線の取り外しが必要になるので、お願いしても良いかもしれませんが、少なくとも電源を取るための別売りの配線は不要ですので、くれぐれもご注意ください!
私と同様のは一体型であった場合は、取り外し・取り付けの工賃約15000円と、配線キット1500円が節約できるので、ご自身でチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
*ご自身で作業されて不具合が発生しても当ブログでは一切責任を負えませんので、自己責任でお願いします。
最後に
以上で私のレビューになりますが、まだ導入して20分程度しか使用していませんので、今後また追加レビューをしたいと思います。
今月の末頃に片道200kmほどの長距離走行の予定がありますので、その際に実力のほどを確認したいと思います!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
このレビューが皆様のレーダー選びの参考になりますと幸いです!
YupiteruユピテルGS103(または同等品LS300) OBD12-MIIIレーザー光受信対応GPSレーダー探知機 OBDIIアダプターセット 価格:43,500円 |